夜泣きが続くと、
「どうしてこんなに泣くの?」
そんなふうに不安になったり、イライラしてしまうこと、ありますよね。
何度も起きてはあやして、また泣いて。
気づけば夜中で、体も心も限界に近い…
そんな日もあると思います。
でも、少しだけ知っておいてほしいことがあります。
夜泣きは、特別なことではなくて、赤ちゃんの成長の中でよく見られるものです。
助産師として、同じように悩むお母さんたちや赤ちゃんをたくさん見てきました。
この記事では、夜泣きが起こる理由と、
しんどい夜が少しでも楽になるような考え方を、
お伝えしていきます。

私の体験談
私自身の長男も夜泣きが激しい子でした。特に日中に公園や支援センターに行ったり、思いっきり遊んだり、新しい体験をした日には必ず夜泣きがありました。
当時アパートに住んでいたため、夜間の夜泣きは隣の住人への迷惑もあり、対応に悩み追い詰められることも。夫とお互いに眠れておらず、どちらが対応するかで気まずい雰囲気や喧嘩になることもありました。
抱っこしても泣き止まず、「なんで自分だけ?」という気持ちや赤ちゃんに対して辛くたってしまったこともあります。正直に言うと、「赤ちゃんが可愛くない」と思ってしまうこともありました。
ちょっと外に出るだけでも、赤ちゃんは気温や音の変化に気づき、泣き止むこともありましたが、抱っこしてもどうしても泣き止まない時は、車に乗せてドライブしたこともあります。
ドライブしているといつのまにか眠ってくれましたが、わたしの涙が止まらない夜もありました。
今となっては「あんなこともあったなぁ」と思えますが、時は本当に辛かったです。
夜泣きは赤ちゃんの必達サイン
夜泣きは決して「わがまま」ではありません。赤ちゃんの脳や体の発達、睡眠リズムの成長の過程で起こる自然なことです。
赤ちゃんの睡眠は、大人とは大きく違います。
新生児〜3ヶ月頃まで
生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜の区別がまだありません。1日に15〜20時間ほど眠りますが、1回の睡眠は2〜3時間ほどで目を覚まします。
これは赤ちゃんの体内時計がまだ未発達なためです。また、赤ちゃんの睡眠は浅く、ちょっとした音や明るさ、お腹の空きやおむつの不快感などで目を覚ましやすい特徴があります。
この時期は「夜泣き」というよりも、たまたま夜に目が覚めて泣いていると考えるのが自然です。
生後3〜4ヶ月頃
1ヶ月健診を過ぎる頃から、少しずつ昼夜の区別がついてきます。生後3〜4ヶ月頃からは、夜に長く眠る赤ちゃんも増えてきます。
ただし赤ちゃんの成長には個人差があります。夜の睡眠が安定してくるのは1歳前後と言われています。
生後6ヶ月頃からの「夜泣き」
一般的に言われる「夜泣き」は、空腹やおむつなどの理由がないのに夜に目を覚まして泣くことを指します。特に多いのは生後6〜11ヶ月頃です。
この頃になると赤ちゃんの脳は大きく発達し、感情や記憶も育ってきます。そのため、
- 日中たくさん遊んで興奮した
- 新しい体験をした
- ママやパパがそばにいない不安
などでも夜に目が覚めて泣くことがあります。実際、私の長男も楽しい体験をした日ほど夜泣きが多い子でした。
夜泣きはずっと続くものではありません
夜泣きは成長の過程でよく見られるものですが、多くの場合1歳を過ぎるころには落ち着き始め、3歳頃にはほとんど見られなくなると言われています。
今はとても大変に感じるかもしれませんが、夜泣きの時期はずっと続くものではありません。
- 赤ちゃんの夜泣きはわがままではない
- 生後6〜11ヶ月は脳や感情の発達で夜に泣くことが増える
- 1歳を過ぎると落ち着き始める
- ママ・パパも一人で抱え込まず周りに頼ろう
寝かしつけの悩みは赤ちゃんの成長だけでなく、
産後の心や疲れの影響を受けていることもあります。
「うまくいかない」「つらい」と感じるときは、やり方だけの問題ではないこともあります。
もし育児そのものがしんどく感じていたり、気持ちが追い付かないと感じるときは、こちらも参考になるかもしれません。
産後の気持ちがつらい時のこころのサイン


コメント