授乳で寝かしつけはOK?クセになる?やめるべきか助産師が解説

新生児ケア

授乳で寝かしつけはOK?クセになる?助産師が解説

結論:授乳寝かしつけはOK。でも月齢によって考え方は変わる

「授乳しないと寝てくれない…」

「クセになったらどうしよう」

そんな悩み、ありますよね。

産後訪問で関わるママに、こんなふうにお伝えしています。

授乳で寝かしつけはOKです

ただし、月齢によっては見直しも必要です

今日は

  • 授乳寝かしつけはクセになるのか
  • やめるべきタイミング
  • ラクになるコツ

を助産師の視点でわかりやすく説明しますね。

授乳しながら寝るのは、赤ちゃんにとってとても自然なことです。

理由は

  • お腹が満たされる
  • ママのぬくもりで安心する
  • 吸うことでリラックスする

授乳=安心して眠るスイッチ

特に新生児〜生後3ヶ月頃までは

このスタイルが基本。

授乳寝かしつけはクセになる?

クセではなく「習慣」になります

赤ちゃんは

「授乳=寝る前の合図」として覚えていきます。

これは自然なこと。

大人でも

  • お風呂のあとに眠くなる
  • 音楽でリラックスする

のと同じです。

問題になるのはこんなとき

授乳寝かしつけ自体は問題ありませんが

⚠ 見直しサイン

  • 夜中に何度も起きる
  • 授乳しないと再入眠できない
  • ママがつらい

この場合は

眠る力を少しずつ育てる時期

と考えましょう。

やめるべきタイミングは?

目安👇

👉 生後5〜6ヶ月以降

この頃になると

  • 睡眠リズムが整う
  • 授乳以外でも寝られるようになる

ため、少しずつ調整していくのもおすすめです。

無理にやめなくていい理由

ここはとても大事!

👉困っていなければやめなくてOK

無理にやめると

  • 赤ちゃんが強く泣く
  • ママのストレスが増える

こともあります。

実際の体験談|授乳寝かしつけをやめたとき

私の体験談。助産師だって悩みます。

私自身も、寝かしつけはずっと授乳でした。

ウトウトしながらおっぱいを飲む姿がとても可愛くて、

その時間が大好きでした。

それに、正直言うと抱っこで寝かしつけるのが、しんどかったのです。

私自身もゴロンと寝転んで、添い乳してそのまま2人で寝ちゃうのが本当に楽でした。

でも生後7ヶ月頃から 夜間に何回も何回も起きるようになりました。たぶん5〜6回はあげていたかもしれません。口に乳首を含んでいないと泣くような様子もありました。

私自身も添い乳しながら眠ってしまうことが続いていて、寝違えて首筋を痛めたり、肩こりがひどくなり、授乳で寝かしつけるのをやめようと決心しました。

正直、最初は大変でした

やめた日は飲みながら寝たい!と言っているように、とにかく泣かれました

抱っこでゆらゆら歩いてみたり、ひたすらスクワットしてみたり。

泣きつかれて、抱っこで眠ってくれましたが、

私自身もつらくて

「これでよかったのかな」と悩みました。

添い乳で寝かしつけした方が楽だなーと

挫けそうになることも。

それでもやめてよかったと思えた理由

数日後には

  • 抱っこやトントンで眠れるようになった
  • 夜眠る時間が長くなった
  • 寝かしつけが少しラクになった
  • 私自身の肩こりが減って、睡眠時間を確保できるようになった。

という変化がありました。

完全に夜間断乳したわけではありません。

生後7ヶ月から一歳半で卒乳するまで、夜間に2回ほどは授乳をしていました。授乳で寝かしつけをやめただけでも夜間6回もしていた授乳が二回に減ったので、私自身も眠れる日が増え、心に余裕もできました。

そして何より

授乳をしながら安心して眠る、赤ちゃんの可愛い姿をたくさん見れた満足感が残っています。

授乳で寝かしつけしていた日々も幸せな時間。

子育て中の短い時間しか、感じることのできない宝物のような日々でした。

授乳寝かしつけは“ダメ”じゃない

この経験から思うのは

授乳で寝かしつけることは決して悪くない

助産師として伝えたいこと

助産師としても、授乳寝かしつけは無理にやめる必要はないと感じています。

むしろ

  • 赤ちゃんが安心して眠れる
  • 親子の絆を深める

ただし

  • ママがつらいとき
  • 夜間の頻回授乳で負担が大きいとき

は、少しずつ見直していくのも一つの方法です。

ラクになるコツ

✔ コツ①:授乳→完全寝落ちを避ける

少し起きた状態でトントンして寝かせることで

自分で寝る力が育つ

✔ コツ②:寝る前ルーティンを作る

  • お風呂
  • 授乳
  • 部屋を暗くする

授乳以外の「寝る合図」を増やす

✔ コツ③:1回だけ別の方法にする

  • 昼寝は抱っこ
  • パパに任せる

いきなり全部変えなくてOK

大切なのは「親子に合っているか」

授乳スタイルに正解はありません。

正解はひとつじゃない。親子に合う方法がいちばん

注意点:添い乳と虫歯

1歳半以降の授乳での寝かしつけは虫歯リスクが上がる可能性あり

この点だけは少し意識しておくといいと思います。

助産師さやか
助産師歴17年、二児の母(10歳男の子・5歳女の子)
産後ケア施設での経験を経て、現在は訪問サポートをしています。
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