夜泣きがひどいのはなぜ?助産師が教える原因とすぐできる対処法【生後6〜11ヶ月】
夜になると始まる夜泣き。
「さっき寝たのにまた起きた…」
「何しても泣き止まない…」
そんな夜が続くと、体も心も限界になりますよね。
夜中に3〜4回起きたり、ひどいと1時間おきに泣くこともあり、
「もう無理かもしれない」と感じることもあると思います。
助産師として産後ケアや産後訪問で関わる中で、
たくさんのママが同じように悩んでいるのを知っています。
そして私自身も、夜泣きで何度も心が折れました。
まず一番伝えたいこと。
夜泣きは「理由が分からないことの方が多い」です。
おむつOK ミルクOK 抱っこしてもダメ
それでも泣くことがあります。
これは異常ではなく、
脳の発達(特に生後6〜11ヶ月)でよくあることです。
この時期は、
感情や記憶が発達して、日中の刺激や不安が夜に出やすくなります。
実際に、一晩に2〜5回目を覚ます赤ちゃんも珍しくありません。

よくある夜泣きタイプ
夜泣きは、いくつかのパターンに分かれることがあります。
① 興奮タイプ
日中たくさん遊んだ日や、新しい体験があった日に多く、
刺激が強かった分、夜に影響が出やすいタイプです。
夕方以降はテレビや強い刺激を減らして、
ゆったり過ごす時間を意識すると楽になることがあります。
② 不安タイプ
ママの姿が見えないと泣いたり、
抱っこすると落ち着くことが多いタイプです。
この場合は「安心」を優先して大丈夫です。
抱っこや授乳も、しっかり安心させてあげて問題ありません。
③ 睡眠リズム乱れタイプ
寝る時間が日によってバラバラだったり、
昼寝が不安定なときに起こりやすいです。
朝起きる時間を一定にするだけでも、
少しずつリズムが整いやすくなります。
助産師として実際に伝えていた対処法
① 抱っこは「正解」
「抱っこしすぎでしょうか?」とよく聞かれますが、
抱っこで落ち着くなら、それで大丈夫です。
赤ちゃんにとっては
「安心したい」という気持ちが大きいことが多いです。
② 授乳=クセになるは気にしなくていい
夜間授乳についてもよく相談されます。
結論として、気にしなくて大丈夫です。
むしろ
安心材料になる
再び眠りに入りやすくなる
というメリットがあります。
あまりに泣くときは実際にお腹がすいていたり、
泣きつかれて喉が渇いていることもありますので、
授乳してあげてください。
※夜間授乳は問題ないですが、授乳での寝かしつけは
眠りが浅くなることがあります。できるだけ、完全に寝落ちる前に
授乳をやめて、抱っこまたはトントンで寝かしつけを試してみてください。
授乳で寝かしつけはOK?クセになる?やめるべきか助産師が解説
③ 環境は具体的に整える
ここはかなり効果が出やすいポイント。
室温:20〜22℃ 湿度:50〜60% 明るさ:できるだけ暗く(豆電球〜真っ暗)
※産後の訪問で、部屋が暑すぎ、着せすぎがかなり多いです。
暑すぎ→ぐずる、汗、寝ない
赤ちゃんは大人より体温が高いです。大人がトレーナー1枚で快適(涼しい)と
感じるくらいのお部屋にしてあげるといいです。
エアコンは温度設定すると安心。→ちょうどいい室温が睡眠のカギ
赤ちゃんの服装は、大人より一枚少なめ。
肌着+長袖ロンパース(長肌着)+薄手スリーパーが基本。
<見極めポイント>
首の後ろに汗をかいていたら暑いです。手足は冷たくてもOK!
④ 泣き止まないときの「最終手段」
現場でもよくお伝えしていました。
少し外に出るだけでも、変化が出ることがあります。
ベランダや玄関などで外の空気に触れることで、
温度や音の変化がきっかけになり、気持ちが切り替わることもあります。
体験談
うちの長男は、外に出ると風や空気や気圧の変化でふっと泣き止むことが多かったです。
でも、それも一瞬でまた泣き出すこともしばしば。
どうしようもない日は、車に乗せてドライブする夜もありました。
みんなが寝静まった街をドライブしながら、すごく悲しい気持ちになったのを
覚えています。
でも泣き声がご近所さんの迷惑になるのを心配しながら、抱っこし続けるよりは
楽でした。
私も限界でした。正直に言います。
よくないと分かっていながら、どうしても泣き止まなくて
深夜に動画を見せたこともあります。
覚醒して2時間ほど眠らなくなりますが、泣き声が止まるだけでも
精神的に楽でした。
どうしてもきつい夜は、動画に頼るのもOKだと思います。
夜泣きでイライラしたり、しんどくて泣いたり、
夫に八つ当たりして夫婦関係最悪になったり・・・。
助産師でもそうです。夜泣きの対応が子育てで一番ハードでした。
今は、本当にきついと思います。
夜泣きが続くと、本当にメンタル削られます
眠れないと、優しくできなくなる日もあります。
でもそれは、
あなたが頑張っている証拠。
わたしも当時は本当に余裕がなかったけど・・・
今では、あんな日々もあったなと振り返ることができます。
産後の訪問でも、明けない夜はないよとお伝えしています。
1歳越えた頃から、徐々に徐々に落ち着いていきます。
少しでもこのブログで、ママの心と体が楽になりますように。
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