赤ちゃんが抱っこで寝るのはなぜ?助産師が本能・発達・ホルモンの視点で解説

新生児ケア

赤ちゃんが抱っこで寝るのはなぜ?

助産師が本能・発達・ホルモンの視点でやさしく解説

はじめに

「抱っこじゃないと寝てくれない…」

そんな悩みを感じているママはとても多いと思います。

私の体験談。助産師だって悩みます。

うちの長男もそうでした。

ひたすら抱っこの毎日に肩も腕もパンパン。

赤ちゃんは可愛いのに、子育てをしんどく感じていた時期もありました。

長男の生後2ヶ月頃。今は優しくて、たくましいサッカー少年です。赤ちゃんの頃、抱っこ抱っこで大変だったんだよと話すと恥ずかしそうに笑ってます。

「そのまま寝てくれる子もいるのに、どうして?」

と辛くなることもありますよね。

同じように育てても長女は1人で勝手にねんねして、よーく寝てくれる子でした。

助産師としてお伝えしたいのは、どちらも自然な反応で、ちゃんと理由があるということです。

今日はこの違いについてお話したいと思います。

・抱っこで寝る理由(本能)

・体の仕組みとホルモンの働き

・抱っこしなくても寝る子との違い

わかりやすく解説しますね^ – ^

結論

赤ちゃんが抱っこで寝るのは

動いている=安全」と感じる本能的な反応です。

さらに♡スキンシップによるホルモン(オキシトシン)の働きによって、安心し眠りやすくなります。

なぜ抱っこで寝るのか(本能のしくみ)

赤ちゃんは「抱っこされると安心するようにできている」

人間は昔、敵から守るために赤ちゃんを抱えて移動していました。

そのため

抱っこされている → 守られている

揺れている → 一緒に移動している

置かれる → 危険

という感覚があります。

つまり

「抱っこ+揺れ」=安心できる状態

この安心感によって、赤ちゃんは自然と力が抜け、眠りに入りやすくなります。

抱っこで寝るのは体とホルモンの働き

抱っこで眠くなるのは気持ちだけではなく、体の中でもしっかり変化が起きています。

抱っこされると

心拍数がゆっくりになる

呼吸が落ち着く

筋肉の緊張がゆるむ

リラックス状態になります。

オキシトシン(安心ホルモン)の働き

抱っこやスキンシップによって

気持ちが落ち着く

安心感が高まる

その結果、自然と眠りに入りやすくなります。

ママにも同じ効果がある

スキンシップをすることで、オキシトシンは赤ちゃんだけでなくママにも分泌されます。

気持ちが落ち着く

愛情が深まる

ストレスがやわらぐ

抱っこは、赤ちゃんとママ両方にとって大切な時間です。

抱っこばっかりはきついけれど、ママのストレスを和らげて、疲れを癒してくれる効果も実はあるんです。

抱っこしないと寝ないのは問題?

まったく問題ありません。むしろ、安心できている証拠です。

愛着形成良好。上手に育児できていると自信をもってくださいね。

「抱っこ癖がつくのでは?」と心配されることもありますが、赤ちゃんの時期の抱っこは心の土台をつくる大切な関わりです。

抱っこしなくても寝る子がいる理由

抱っこなしで寝る赤ちゃんもいます。

これは発達・気質・環境が組み合わさった違いです。

① 眠る力は育っていくもの

赤ちゃんの眠る力は、成長と経験で少しずつ育ちます。

・昼夜のリズムが整う

・寝る流れを覚える

・自分で落ち着く力が育つ

この積み重ねで、抱っこがなくても眠れるようになることがあります。

② 気質(刺激の感じ方の違い)

赤ちゃんには、刺激の感じ方の違い(気質)があります。

・音や光に敏感

・周りの変化に気づきやすい

・甘えん坊で抱っこが大好き←男の子に多い

こうした子は、安心するために抱っこを求めやすいです。

敏感な子の長所

・よく周りを見ている

・表情や空気を感じ取る

・慎重で観察力が高い

成長すると、思いやりがある・気配りができる子になることが多いです。

とても大切な個性だと思います。良かったら読んでみてください↓

③ 環境と生活リズム

・毎日同じ時間に寝る

・寝る前の流れがある

・静かな環境

こうした条件が整うと、抱っこなしでも眠れることがあります。こちらに詳しく書いています↓

どっちが良いの?

どちらも良い・悪いはありません。

抱っこで寝る → 安心を感じられる

一人で寝る → 自分で切り替えられる

どちらも大切な力でだと思います。

「うちの子だけ大変かも…」と感じることもありますよね。

でも大丈夫です。

赤ちゃんはそれぞれ違うペースで育ちます。

抱っこで眠る時間も、赤ちゃんにとっては大切な安心の時間です。

でも、ママの負担は大きいですよね💦

私も体が本当にきつかったです。少しでも楽になるコツと便利グッズ紹介します♡

ママが少し楽になるコツ

・抱っこ紐を使う

・一定のリズムで揺れる→横揺れゆらゆらもいいけど、一定のリズムでのたてゆれ(軽いスクワット)が良く寝ます。

・寝る前の流れを決める

無理せず、できる範囲で大丈夫です。

少しづつやってみてください♡

寝かしつけをラクにするおすすめアイテム

助産師さやかのおすすめ。
エイデンアンドアネイ(aden+anais)のおくるみ

  • キャサリン妃がジョージ王子の子育て中に使っていたアイテム
  • オールシーズン使える
  • 包むと安心して眠りやすい
私が実際に子育て中に使っていました。包むだけでモロー反射が抑えられて、眠りが長くなりました。
かわいい柄がいっぱいあって選ぶのも楽しい。贈り物にもおすすめです。

ベッタ(Betta)キャリーミー

      
  • 私が実際に子育て中使っていました。
    デザインがかわいく、コンパクトで使いやすかったです
  • 手が痛くて限界💦という時に。腕の負担を軽減してくれます
  • 赤ちゃんのCカーブを守って、密着で安心
  • 寝かしつけがラクになりますよ

コニー(Konny)抱っこ紐

      
  • こちらも私が子育て中に使用していたアイテム。
    洋服のように着けられて、柔らかく寝かしつけにピッタリ
  • 軽くて、柔らかくて、装着の負担が少ない
  • コンパクトで持ち運びにも便利
  • 密着して安心。

まとめ

赤ちゃんの眠りには個性があります。その子に合った方法を見つけていきましょう^ – ^

今は本当に大変だと思います。

眠れない日が続くと、このトンネルの出口はどこにあるんだろうと不安になることもあると思います。

でも必ずぐっすり眠れる日がきます。

少しずつ赤ちゃんの眠りを整えていきましょう。

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助産師さやか
助産師歴17年、二児の母(10歳男の子・5歳女の子)
産後ケア施設での経験を経て、現在は訪問サポートをしています。
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