これ普通?産後の気持ちがつらいときの心のサインと対処法
夜中の授乳、終わらない抱っこ、泣き止まない赤ちゃん。
気づけば「しんどい」と感じる余裕もなく、
一日が終わっていることはありませんか。
産後は、心も体も大きく変化する時期です。
「ちょっとつらいな」
「なんかしんどい」
と感じることは決して珍しいことではないと感じています。
ただ、その“つらさ”が続いているとき、心からのサインが出ていることもあります。

産後の気持ちがつらいときに出やすいサイン
次のような状態が続いていませんか?
気持ちが落ち込んでいる
些細なことで涙が出る
イライラが止まらない
赤ちゃんが可愛いと思えないときがある
子育てが楽しいと感じられない
眠れなくて、疲れが取れない
母親向いてないのかもと思ってしまう
ひとつでも当てはまると、「ちょっと疲れているサイン」の可能性があります。
私自身も同じような経験があります
私自身も、長男がなかなか眠らない子で、
夜中の頻回授乳や夜泣きが続き、
慢性的な寝不足の状態が続いていました。
気づけば体が限界を迎え、
首や肩を痛めて
腕が上がらなくなったり、
手首を痛めて医療用のリストバンドを使っていた時期もありました。
夜中、赤ちゃんが泣いたときに
「夫に対応してほしい」と強く期待してしまい、それが叶わなかったときにイライラしてしまい、夫に当たってしまったり、夫婦喧嘩に発展することも多くありました。
そのことでさらにメンタルが崩れ、
日中も不安定な状態が続きました。
生後7ヶ月ごろには、日中も赤ちゃんの奇声が激しくなり、
「この子は何かあるんじゃないか」と過剰に心配してしまい、
不安が募る日々が続いていました。
日中もずっと泣き止まず、
抱っこ紐で抱えながら家事をしていたことを
今でも覚えています。
産後のホルモンの変化や
睡眠不足で自律神経が乱れ、
「眠たいのに眠れない」
「ふとした瞬間に涙が出る」
「急に動悸がする」といった状態も経験しました。
かわいいはずの赤ちゃんを可愛いと思えなかったり、
「なんでまた泣くの」とイライラしてしまったり、
育児を楽しめていないと感じることもありました。
そしてそのたびに、
「こんな自分はダメだ」と責めてしまい、
悪循環に陥っていました。
今振り返ると、「助産師だから子育ては大丈夫」というプライドが邪魔をして、
なかなか弱さを周りに話せず、自分を追い詰めていた部分もあったと感じています。
でも今思うのは、
辛いときほど、人に話すことはとても大切だということです。
話すことで初めて「自分だけじゃなかった」と気づけたり、
少し心が軽くなることもあります。
それは“弱さ”ではありません
こうした状態になると、
「自分がダメなのかも」と責めてしまう方がとても多いです。
でもこれは性格の問題ではなく、
産後のホルモン変化・睡眠不足・環境の変化が重なって起きる、ごく自然な反応です。

「様子見でいい状態」と「少し気にした方がいい状態」
目安としてはこんな違いがあります。
●様子見でいいことが多い状態
日によって気分の波がある
休めると少し楽になる
楽しいと感じる瞬間もある
●少し気にした方がいい状態
気分の落ち込みが2週間以上続く
何をしても楽しく感じない 自分を責める気持ちが強い
人と話すのもしんどい
ひとりで抱えなくて大丈夫です
産後は「これくらい普通」と思って
我慢してしまいがちですが、
我慢し続けるほど心は疲れていきます。
助産師として産後ケア施設や訪問の現場で、
同じように悩むママたちとたくさん関わってきました。
その中で感じるのは、
**“話して整理するだけで少し楽になる方がとても多い”**ということです。
■ まとめ
産後の気持ちのつらさは、誰にでも起こりうるものです。
▶ 今の気持ちをそのまま相談してみる(準備中)
もし今、気持ちが整理しづらいと感じている場合は、
状況をお聞きして一緒に整理することもできます。
